廃線になる「JR三江線」をちゃりんこで全駅巡りしてみた Day.2

広島県三次市から島根県江津市(ごうつし)まで繋がる、JRの三江線
こちら2018年3月末で廃線ということで前回途中の駅までめぐってきました。

↓↓↓Day.1 前回の記事はこちらです
417.hatenablog.jp

今回は前回の1日目の続き。
2日目としてまとめさせていただきます。

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☆撮影日 2017/11/05

それではさっそく続きから~

AM7:00 道の駅「グリーンロード大和」 出発

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今回は道の駅からスタート。前回で区切りをつけた「潮駅」をめざす。
もうね、すっごく寒い! 11月上旬の朝をなめていた。
夏走る格好+申し訳程度のウインドブレーカーでガクガク震え鼻水たらしながら走った。
もう2度とこんな格好では走らないぞと誓ったのであった。

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潮駅の前を通り過ぎひたすら漕ぐ。潮駅なんて見てる暇はない。

AM8:00 No.18 沢谷駅(さわだにえき) 到着

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ようやくお目見えだ。沢谷駅
紅葉も終わりかかって落ち葉がホームに舞う。最高の景色だ。

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駅ノートがあったので一筆書いておくことにした。
待合室で休憩中、ちょうど始発の電車が来た。三江線廃線の影響もあってか、車内は大勢の人が乗っていた。いいなぁワープしたいなーと思いつつも本日も歩みを進める。

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次の駅に向かっていく。2駅目ではやくも大きな駅が登場した。

AM8:25 No.19 浜原駅(はまはらえき) 到着

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駅舎もあり2線のホームを持つ無人駅だ。2015年のデータで1日平均利用者数5人とのこと。
そりゃ廃線になりますよ。

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駅舎の中はきれいで、ホームにもしっかりと待合室が設置されている。
サクッとみて次の駅に向かおう。

AM8:45 No.20 粕淵駅(かすぶちえき) 到着

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山の中を進んでいると突然現れた小さな町。この駅はとなりの美郷町商工会館のとなりに入っており、駅舎はおしゃれだ。

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この通路を通ってホームに向かう。

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うーん、やっぱりなにもない。ただ、景色はすごくいい。
どうやら2線のホームだったらしいが、片側の線路は撤去され、その駅前駐車場の用地になったようだ。車社会では仕方ないですよね。

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そのまま進んでいく。大きな橋からパシャり。

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線路のすぐそばをひたすら走る。

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っと、通り過ぎるところだった。 ふと右を見れば駅らしいものが。
細い道に入って駅のほうに進む。

AM9:10 No.21 明塚駅(あかつかえき) 到着

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線路がまっすぐ伸びる田畑の中に、ぽつんと存在する小さな駅。
いいっすね~

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小さな駅の待合室には駅ノートも。

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道を進んでいくと「明塚発電所」があった。その横の道が怖いのなんの。
策も低いし夜通らなくてよかったな~と思いつつ通過。

AM9:30 No.22 石見簗瀬駅(いわみやなぜえき) 到着

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次の駅に到着。

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駅に入って驚いた、線路がない。
と、思ったら反対側にあった。昔は2線だったようだ。片方のレールは撤去されている。

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立派な駅舎があることから、かつては大勢が乗り降りしていたのだろう。
1日平均利用人数は1999年は46人、2000年には42人いたのだとか。

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そのまま進んでいくう~

AM9:50 No.23 乙原駅(おんばらえき) 到着

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また難しいところに駅があった。ホームのコケがいい味を出している。

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斜面の上にホームがあり、待合室もある。きれいに掃除されている。
駅ノートもありとても過ごしやすい。

AM10:10 No.24 竹駅(たけえき) 到着

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しばらく進むと大きな駅に出た。そのまま進むと左手に竹駅が。
竹駅だけにホームに竹が置いてある。

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民家や田畑も少ない道にぽつんと存在する駅。待合室があるだけの小さな駅だ。

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ホームの端っこから撮影。待合室には謎の竹推しの張り紙があった。

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次の駅に向かおう。とても分かりにくい。
この道を奥に進むと駅があるのだが、一度素通りしてしまった。

AM10:35 No.25 木路原駅(きろはらえき) 到着

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ここも同じようにホームにはコケ、いい味を出している。

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待合室のみ存在する駅。照明が1本あるとはいえ、夜は真っ暗でしょうね。

AM10:50 No.26 石見川本駅(いわみかわもとえき) 到着

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さてさて、今までの駅が駅だけに、この大きな駅には驚かされた。
都会から見れば小さな駅には変わりないが、今までの待合室がぽつんとあるだけの駅とは話が違う。
町だ!町なのだ!!

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朝から昼までは駅の係員は各無人駅の掃除に行くそうだ。
なのでここも無人駅なわけだ。

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とても景色がいい。3線あるなんて豪華な駅だ。
以前は土曜以外に夜間滞泊があったそうだ。この駅周辺で一夜を明かしていたんだなぁ。
やっぱ車ってすごい。

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町を出て次の駅に向かう。いきなり景色が戻ってしまうのは面白い。

AM11:25 No.27 因原駅(いんばらえき) 到着

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駅舎がある立派な駅だ。中も広くて掃除されている。

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周りにも民家が並んでおり、まだ需要はあるのかな?
この辺の人なんて電車も車もなかったら絶対生活できないよな~と思いつつ散策。

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草の中にある線路、結構こういう景色好きですね!

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ようやく江津市に入った。このとき12時12分。おなかすいてきたのでカロリーメイトで栄養補給。
コンビニも自販機も探すのが難しい。携帯食料は必須です。

PM12:15 No.28 鹿賀駅(しかがえき) 到着

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これまた小さな駅だ。待合室はきれいで過ごしやすい。

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周りには何にもない。田畑が広がるのみ。
他にも写真を撮りに来ている人もいた。駅を回っている人もいるようだ。

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次の駅に向かうため川沿いを進む。対向車はめったに来ない。

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よんでいる~ 千と千尋的な雰囲気が漂ってきた。たぶん自分だけだ。
長い下り道を駆け抜ける。

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写真の比率が違うのはカメラの設定ミスです、ごめんなさい!
ちょっとした集落があった。この集落の中を進んでいく。
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PM12:40 No.29 石見川越駅(いわみかわごええき) 到着

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駅舎がある無人駅だ。

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ホームの外側には撤去されたレール跡があり、わずかながら枕木が残っていた。
このことからかつては2線あったようだ。

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駅前の道をさらに進んでいく。川の流れがきれい!

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平坦な道が進んでいく。もう身体もあったまり気持ちがいいライドだ。

PM1:00 No.30 田津駅(たづえき) 到着

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田津駅に到着。写真を撮りに来ている方もいた。どうやら車で順に回っていっているようだ。

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階段を上がって左手に待合室がある。右手は住宅だ。
待合室も手が行き届いており駅ノートもあった。一筆書いておこう。

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アスファルトで舗装されているのは少し。あとは土のままだ。

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さらに道を進む。あと数駅でゴールと思うと早かったなと思う。
町にでた。

PM1:30 No.31 川戸駅(かわどえき) 到着

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なんとまあ立派な駅舎で。三江線ありがとうの寄せ書きボードにはたくさんの書き込みがあった。
自分も一筆書いておいた。三江線が愛されていたことがよく分かる。

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駅のホームはこんな感じ。かつては向かい側にもホームがあったのであろう。
いまは草が生い茂っている状態だ。

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足を進めよう。

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車のほうはトンネルがあるが、歩道がないため、歩行者と自転車は旧道にまわされた。

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川を眺めながら進むコースだ。落石やでかい枝がそこかしこに落ちているので走行時は注意!

PM2:15 No.32 川平駅(かわひらえき) 到着

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川平駅に到着。前の駅と一字違いだ。

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使われなくなったホームはそのまま残っている。ホームはやはり閑散としていた。

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駅舎には2008年の映画「砂時計」にロケ地としてつかわれたらしい。
映画のカットが置かれてあった。

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次の駅に向かう。広がるのはただ線路のみ。
これは踏切から撮影した線路の写真だ。ひたすら伸びていく線路。こんな光景はなかなか見れない。

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自転車だと好きな場所に止まって好きなように撮影できるのでとてもいい。

PM2:50 No.33 千金駅(ちがねえき) 到着

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次の駅はGoogleマップにも道が載ってない道を進み向かう。上の細いみちを進んでいった先だ。
ツーリングマップルをもってきておいてよかった。

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撮影しているとちょうど電車が来た。満員だった。
一番後ろに乗っていた人に大きく手を振っておいたら大きく振り返してくれた。

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さて、あと少しの駅巡り。長かったなぁ。長かったようで長かったわはよ終われ!!

PM3:15 No.34 江津本町駅(ごうつほんまちえき) 到着

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ついに1個手前の駅まで到着! 本町とついても今までと変わらない無人駅。
簡単な待合室があるのみだ。

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なんといっても景色がすごい。目の前はすぐ川になっている。
時間帯がよくなかったが、きれいな写真が取れることは間違いないだろう。

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駅の向かいには自販機まである。素晴らしい無人駅だ。

PM3:30 No.35 終点:江津駅(ごうつえき) 到着

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ついにゴールしました!!島根県江津駅!!
長かった道のりももう終わりです。駅前はやはりにぎわっており、大きな町というのが実感できます。

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駅のホームを撮影。3番線まである。

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少し江津市内をみていこうと散策。食料を確保し、しばし休憩。
きれいなまちです。

自転車のつらいところはここから。
輪行しようと思えばできるのですが、ここはせっかく来たので自走で行きたい。

そんなわけですべて漕いで帰ります。

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月明かりの中ナイトライドです。正直楽しかった!
長かったちゃりんこ全駅巡りもようやく終わりました。

いま記事を書いていますが疲れすぎてて文章めちゃくちゃで小学生以下の作文レベルだと思います。
こんなブログみてる人なんていないと思いますが、写真だけ言った記録として上げておきたかった。
いいところですよ、三江線廃線前にぜひ一度、行ってみてください。

もし読んでくれている人がいるならありがとう。すごく感謝。
自転車で、電車で、車で、徒歩でバイクで。どんな手段でも楽しめること間違いなしです。
最後までありがとうございました。